芸人「鉄拳」が手掛けるパラパラ漫画の世界
パラパラ漫画

もはやアートへと昇華された

昔、教科書やノートの端っこに、パラパラ漫画を描いて、つまらない授業の暇つぶしにしていたという方、少なくないのではないでしょうか。
かつてイタズラや、暇つぶしのひとつであった、このパラパラ漫画ですが、実はこのパラパラ漫画が今映像作品として非常に注目を浴びているのです。
どういうことなのでしょうか。

日本を代表するパラパラ漫画作家といえば、お笑い芸人の鉄拳さんです。
パラパラ漫画アニメーション「振り子」で、クリエイターとして注目されるようになり、そこから日本国内だけでなく、世界各国から注目されるようになりました。
日本ではNHKの連続テレビ小説の作中で利用されたり、世界ではイギリスのロックバンドのミュージックビデオに採用されたり。

最近では、なんとディズニー映画「ベイマックス」とコラボレーションしたこともありました。
世界のディズニーに注目されるなんて、すごいことですよね。
ディズニーに関わらず、鉄拳さんの作品は、世界の名だたるアーティストなどから注目を浴びており、いまや日本を誇るクリエイターのひとりになっているのです。

鉄拳さんのこれまでの作品

鉄拳さんが関わってきた作品はたくさんあります。
中でも、「Follow Me」という作品は、運命の2人の出会いやそれぞれの運命、そして赤ちゃんの誕生といった様々な物語が作品に凝縮されています。
セリフが無くても、気持ちやメッセージが強く伝わってきて、思わず目頭が熱くなってしまいます。
4分弱の作品ですが、1,440枚以上の原画が使用されているそうです。

鉄拳さんは、パラパラ漫画作品を集めたDVDなども出しており、ユニークな作品もあれば、思わず涙腺が緩んでしまうような感動的な作品もあります。
気になる方は、一度チェックしてみるといいかもしれませんね。

パラパラ漫画の作り方

素朴なタッチで描かれているパラパラ漫画は、一見すると簡単に作成できるように思われる方もいるかもしれません。
しかし、実際は1枚1枚手書きで作成されているパラパラ漫画の作成は、私たちの想像以上に大変なものなのです。

鉄拳さんが作成した最長作は10分に及ぶ作品なのですが、こちらはなんと1,918枚もの原画が使用されています。
これらの原画をスキャンして、タイムライン上でつなげて作品を作っていくため、膨大な時間や手間がかかってくるのです。
作品の中には、だまし絵のようなテクニックがあったり、メッセージ性の強いものがあったりと、パラパラ漫画の世界は非常に深いものであるということがよくわかります。
高い映像技術が先行している現代だからこそ、手書きのあたたかい作品が、私たちの心に染みるのでしょうね。

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